準備行法 と セルフケア
準備行法とは
ヨガ経験のある方は想像がつくでしょうが、現在教室形式のヨガレッスンにおいては大抵の場合、レッスン冒頭にて準備行法を行います。
足首まわしや足指広げ、など。
ヨガレッスン開始直後からいきなり、じゃあ〇〇のポーズやりまーす、なんてことにはならないことが多いです。
つまり準備行法とは、本格的にヨガのポーズを取る前段階の事柄を指します。
なぜ準備行法が必要なの?
足首まわし?足指を広げる?それって必要?
こんなことに時間を費やさず、もっとたくさんヨガのポーズをやりたいんだ。
このようなご意見もあるかと思います。
しかしながら、私は思います。
硬く縮んだままの足指、足裏、その他の脚部や全身状態でポーズ取っても、その良いとされる効果はあまり出ないんじゃないかな、と。
本格的にポーズを取る前に準備行法を丁寧に行うことで体の隅々まで硬さや歪みや偏りを取ったり正すことができる。
これらのことは日々のセルフケアとして自分で自分を整え善くしていくことにつながる、そうも考えます。
準備行法の効果
こちらの写真ですが、
上側:準備行法前に行った 下向き犬(ダウンドッグ)のポーズ
下側:準備行法後に行った 下向き犬(ダウンドッグ)のポーズ
を撮影したものです。
これら両者の差は一目瞭然かと。
足首回しや足指ほぐし、その他、といった一連の準備行法、一見ヨガのポーズを行うこととは全く関係なさそうに見える身体末端刺激ですが、これらの地味な作業がどれほど身体全体に影響を及ぼすのか、何となくご理解いただけるかと思います。
■その他の準備行法(末端ほぐし)の効果検証については→こちら(Ameba blogリンクへ飛びます)
準備行法とセルフケア
上の「なぜ準備行法が必要なの?」項目の終わりでも述べましたが、現在教室形式のヨガレッスンにおける冒頭の準備行法、足首回しや足指広げ等は、日々のセルフケアとして十分活用できます。
私はこれまでのヨガ経験を通し、この準備行法は健康増進等の面において強力に役立つと感じています。
つまり、自分で自分を整え、自分で自分を善くしていける、と。
自分の生命(いのち)に責任を持つ
誰しもが病気や怪我をすれば医療機関にかかることでしょう。しかし、いかなる場合においても最終的に自分の生命に責任を持つのはあくまでも自分自身だと私は考えます。
自分の心がけひとつで心身をできるだけ快適な状態に保つことは可能です。
この世にたったひとつの、かけがえのない自分の生命(いのち)。
最期の最期まで自分の生命(いのち)に責任を持ちたい、その心身を快適に保ち人生を精いっぱい楽しみたい、そう考える方、ぜひともエンドウアサカヨガで一緒にヨガの練習をしましょう!
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